645用レンズの紹介、第六弾。
今回取り上げるのは、DA645 28-45mmF4.5です。
35mm判換算22-35.5mm、デジタル専用として設計された広角ズームレンズです。
風景用途がメインかと思いますが、手振れ補正も入っているのでスナップ向けにも使えます、重いですが。
画角的に自分の好みで、このレンズがあったからPENTAX645を使い始めたといっても過言ではありません。
ワイ端にて諏訪湖。手前の小石から対岸の建物まで、解像感は十分。
こちらもワイ端で四条大橋から。
ワイド側では樽型歪曲が発生するが、それほどひどくはないので補正なしでも違和感は少ない。
テレ端で開成町の紫陽花。テレ側はほぼ歪曲なしで、開放だと多少周辺光量が落ちるくらい。
また、水面に夕日を映したくらいではゴーストやフレアは見受けられない。
八坂神社にて太陽を画面に入れて。こちらでは右下にゴーストが発生するものの、解像感の低下は見られない。
横浜、外交官の家。色味やコントラストはニュートラルで現代的。
曼珠沙華。最短0.4mなので、テレ端ではそこそこ寄れる。
ボケを求めるレンズではないが、そこまでひどくはない。
観光地から海に山まで、色んな場所に持ち出して撮って、満足いく結果を出してくれます。
続いて使用感。
AFはあまり早くないが精度は十分。
フォーカスリングは回転角が約130度あるが広角ということもあり、MFがしやすいわけではない。
ズームリングは程よい重さ、広角側で多少鏡筒が伸びる。
重量が1.5Kgあり、カメラと合わせて3Kgになるので、取り回しはよくない。
現状のラインナップでは最も広く撮れるレンズで、最もお勧めできるレンズです。
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