レンズを一本導入しました。
VoigtlaenderのUltron 28mm F2です。
スナップの王道(?)28㎜。いつか使いたいと思っていた画角です。
そんなわけで何枚かと共に。
視界をほぼそのまま映し出せる。至ってシンプル。
コントラスト高めでシャープさは必要十分、線はやや太めかな。
彩度も高めだが、少しくすんだ感じがするというか、暗めの色になる印象。
特徴は妙に立体感があるところ。F2と大口径のため、開けば広角でもある程度ボケます。
この時の立体感が素晴らしいです。
また、周辺光量は落ちますが、さして色被りが出ないので使いやすいです。
硬めのモノクロを撮るのに向いてる気がします。
一方、花は鮮やかと言えば鮮やかなのですが、淡さや柔らかさは表現しにくそうです。
緑も同様。味と言えば味ですが、積極的に撮るものではない気がします。
やや癖がありますが、スナップに使うには向いている傾向と思います。
以上、描写の感想。
絞りやフォーカシングの感触はカッチリしている。
変にずれることはないが、ややスムーズさに欠ける。
造りもしっかりしている。
フードが最初からついているのは良いが、フィルターが付けにくそう。
そんなわけで、付けずに運用してます。
一眼用レンズに比べれば小さいですが、やや全長は長め。
街歩きにはいいレンズです。
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