2014年9月16日火曜日

FEマウント新レンズ発表を聞いて思ったこととか

フォトキナ2014が開かれ、SONYのFEマウントのロードマップが更新されました。
詳しくは情報サイトをご覧いただくとして、発表を受け思ったことを二つほど。




①Aマウント、もう少しは大丈夫かもしれない



今回のSONYの発表ではAマウントのボディもレンズも新製品がありませんでした。
これを受け、ツイッターやwebサイトではAマウントを撤退するのでは、やる気がない、という意見が散見されます。
たしかに、やる気がほとばしってる、とは思えません。



しかし、ラインナップを見るに、FEレンズはずいぶん偏ってるなあ、と感じ
そこにAマウントへの気遣い、Aマウントを諦めていないことを感じました。


ズームレンズについては当初から大三元で揃えるのではなく、小三元で揃えるというスタンス。
これは本体の小型軽量性を活かすためで、あまりAマウントとは関係なく思います。
キットレンズ、便利ズームについてもそこまで意思を感じません。


ポイントは単焦点です。
現在、販売/発表されてる単焦点は28㎜F2、35㎜F2.8、35㎜F1.4、55㎜F1.8、90㎜F2.8の5本。
さらにコンバーターで16㎜魚眼と21㎜が加わります。
ずいぶん広角によっている、と感じないでしょうか。





もちろん、広角の方がミラーレスの小型軽量という特徴を活かしやすくはあります。
しかし、最も明るいレンズが35㎜、35㎜が複数あるのに標準は一つ、中望遠はマクロのみ、望遠なし、という状況です。
これは中々に特徴的です。
Aマウントで好評だった85㎜、135㎜については未だアナウンスもありません。




このことを好意的に解釈すれば、スポーツ&ポートレートはAマウント、スナップ&旅行にはFEマウント
とSONYが意思を持って製品ラインナップを揃えていると受け取れます。
Aマウントを早々に切り上げるつもりなら、少なくとも85㎜は既にアナウンスがあってもおかしくないでしょう。




つまり、SONYはまだ判断を付きかねているのではないかと思います。
これがもし、大口径の85㎜が出るとか、単焦点望遠レンズが出るとか、になると
本格的にAマウントがやばいかも、と感じます。






というわけで、、、みなさん、そうなる前にAマウントのカメラやレンズを買いましょう。
買えなくてもアンケートでどんどん意見を出しましょう、Aマウントがいいのだと!










え、私ですか?私は面白ければどっちでもいいです、はい。








②SONYさん、35㎜好きだね




2011年末のSEL24F18Zに始まり、2012年のRX1(RX1R)、2013年のSEL35F28Z
純正ではなく発売時期未定だが2014年にLoxia 35mm、2015年にはSEL35F14Z(仮称)
と換算含め毎年35㎜相当、しかもZeiss銘のレンズが出ている。

2010年のSAL24F20ZもAPS-C換算で考えれば35㎜相当で、そうなると6年連続だ。




FEレンズで考えても


○SEL2870
○SEL2470Z
×SEL70200G
○SEL1635Z
○SELP28135G
○SEL24240(仮称)

○SEL35F28Z
×SEL55F18Z
×SEL28F20(仮称)
○SEL35F14Z(仮称)
×SEL90M28(仮称)

○Loxia 35mm
×Loxia 50mm


となり、8/13と半分以上のレンズで35㎜での撮影が可能。
ちょっと気味が悪くなるくらいです。






そんなわけで、35㎜好きな皆さん、SONYを使いましょう。







あー、SEL35F14Z(仮称)欲しいなあ。

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