2016年2月7日日曜日

Hasselblad Planar T* 2/110 F

645用レンズの紹介、第五弾。


今回取り上げるのは、Planar 2/110 Fです。

名前の通り、Pentax純正ではなく、HasselbladのVマウント用レンズをアダプタを噛ませて使用しています。

中判フォーマットで使える最も明るいレンズ、ということで購入しました。

用途としてはポートレートがメインでしょうか。元のフィルムの画角だとスナップ向けとも思えますが。








アメ横

薄い被写界深度、甘いながらも立体感のあるピント面。








横浜スナップ

ややフレアっぽく、コントラストは低め。現像時に持ち上げることもしばしば。

そしてピント合わない。








絵馬

ピントが合わなくても、まあいいや。と思える絵が出てくれるのが個人的にはうれしい。











Small Forest

ネイチャー系でも繊細でふわっとした雰囲気の画が撮れます。














Green shoots

開放最短付近。ふわふわです。










東照宮

その一方、がっつり絞れば、いい感じに浮き上がってきます。








中判中望遠スナップ④

そうは言っても、せっかくの明るいレンズ、開いて撮りたいじゃありませんか。











fall

どことなく絵画的になるのが好きです。







続いて使用感。




MFは回転角が大きく調整しやすい。
古いレンズなので個体差だと思いますが、フォーカスリングの感触はやや軽め。
ボディと組み合わせると程よい大きさと重量感で使いやすい。
造りは金属とガラスのかたまり感があって上等。


クセのあるレンズですが、それが癖になる、そんなレンズです。

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