645用レンズの紹介、第三段。
今回取り上げるのは、FA645 150mmF2.8です。
35mm判換算118mmの中望遠。やや長めのポートレート、最短は不満が残るもネイチャー、といった使い道でしょうか。
純正では120mmマクロもありますが、こちらの方が一段明るく、少し軽いのが特徴です。
ほぼ最短。まだまだ寄りたいところではありますが、これでも被写界深度はかなり浅く、ピント合わせは一苦労です。
開放中距離。カリカリではないものの、ほどほどのシャープネス。
ボケもきつ過ぎず、ほどよい。
続、開放中距離。ハイキーもいいです。
開放、遠景。梅雨の晴れ間で湿度の高い時期でしたが、少しもやっとした感じも捉えられてるように思います。
一段絞って、足元の苔を写しました。シャープです。
このレンズに限ったことではありませんが、ペンタックスは緑と湿気の表現がうまいように感じます。
続いて使用感。
AFはうるさく、あまり早くない。精度ももう一歩。
MFはクラッチ式で変更が面倒なものの、感触は良好。微調整もしやすいです。
中望遠と考えれば、やや小さめで軽め。ボディと組み合わせると少しバランスが悪い。
造りはやや安っぽい。
使いやすく、二本目、三本目としてお勧めできるレンズだと思います。
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