2015年12月13日日曜日

PENTAX FA645 150mmF2.8

645用レンズの紹介、第三段。




今回取り上げるのは、FA645 150mmF2.8です。

35mm判換算118mmの中望遠。やや長めのポートレート、最短は不満が残るもネイチャー、といった使い道でしょうか。

純正では120mmマクロもありますが、こちらの方が一段明るく、少し軽いのが特徴です。







二葉


ほぼ最短。まだまだ寄りたいところではありますが、これでも被写界深度はかなり浅く、ピント合わせは一苦労です。










Kyoto Travel㉓

開放中距離。カリカリではないものの、ほどほどのシャープネス。

ボケもきつ過ぎず、ほどよい。









夏が来る

続、開放中距離。ハイキーもいいです。










波待ち

開放、遠景。梅雨の晴れ間で湿度の高い時期でしたが、少しもやっとした感じも捉えられてるように思います。











like a stardust

一段絞って、足元の苔を写しました。シャープです。










落葉と苔

このレンズに限ったことではありませんが、ペンタックスは緑と湿気の表現がうまいように感じます。








欄干越しの紅葉




続いて使用感。


AFはうるさく、あまり早くない。精度ももう一歩。
MFはクラッチ式で変更が面倒なものの、感触は良好。微調整もしやすいです。
中望遠と考えれば、やや小さめで軽め。ボディと組み合わせると少しバランスが悪い。
造りはやや安っぽい。


使いやすく、二本目、三本目としてお勧めできるレンズだと思います。


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