カメラを一つ、導入しました。
M-E、デジタルレンジファインダーカメラになります。
手を出しちゃいけない部類のカメラに手を出しました。
キヤノンやニコンならプロ機が買える値段、なのにエントリー機。
購入した理由は、Mマウントレンズを純正ボディで使いたかったこと、
レンジファインダーを使いたかったこと、CCDセンサーのカメラを使いたかったこと、などです。
せっかくだからと、50㎜のSummicronも追加購入。
以下、描写と使用感など。
(M-E,Summicron_50mm)
かなり発色が強めで、癖がある。
そのせいか諧調が豊かとは言い難い。
(M-E,Summilux_35mm)
アンダーの粘りが弱めで黒潰れしやすく、明暗差の大きな場面には向いていない。
なのでやや明るい場所で、コントラスト低めに撮るといい感じ。
彩度もやや落とすくらいでいいかもしれない。
(M-E,Summilux_35mm)
最低ISOの160でも若干の粒子感があり、モノクロは滑らか過ぎないのが好ましい。
(M-E,Summilux_35mm)
レンズをF8くらいまで絞り、光線の条件が良ければシャープに写るが、そんな時の絵は正直あまり面白くない。
むしろF2.8~F4くらいのちょっと絞った状態が好ましく思える。
濃いめの発色とレンズのハロがマッチするといい塩梅になる。
(M-E,Summicron_50mm)
一方で現像時にコントラストを高めると、レンズの立体感も出てくる。
(M-E,Summicron_50mm)
購入してひと月経つが、描写の癖はつかみきれていない。
その一方で操作性はシンプルかつ使いやすい。慣れればスナップが楽しそう。
光学ファインダーも抜けがよく、覗いていて気持ちいい。
オートシーン検出やピクチャーエフェクトといった便利機能はないが
自分で撮ることに集中できる。
また、造りは堅牢で塊感があるが、重く厚いので持ちにくい。
まだまだ使いこなせてはいないけれど、こまめに持ち歩いて、色んなシーンを切り取りたい。
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