2014年10月21日火曜日

Carl Zeiss C Biogon T* 4.5/21 ZM

レンズを一本導入しました。


Carl ZeissのC Biogon T* 4.5/21 ZMです。
Mマウントをいろいろ試してみたく、かつシルバーのレンズが使いたく、Mマウントでは初のZeissを導入しました。
開放F4.5。明るさを捨て、コンパクトさと歪みのなさを手に入れたレンズです。

それでは何枚かと共に感想でも。







C Biogon 4.5/21 ZM①


さすがは超広角域、広く写ります。
暗い室内、暗い開放値ですが、α7Sと組み合わせればそこまで心配もいりません。






C Biogon 4.5/21 ZM②


超広角ですが、線はまっすぐ。中央付近は十分シャープ。









C Biogon 4.5/21 ZM③


木立が気持ちいいです。
しかし、一番手前、画面端に来ている木の像が甘く、周辺画質はいまいち。






C Biogon 4.5/21 ZM④


太陽を直接入れたところ、盛大にゴーストが発生。
しかし、コントラストはそこまで低下せず、使いようはありそうな気がします。









C Biogon 4.5/21 ZM⑤


周辺の甘さと共に周辺のシアン被りも強い。
とはいえ、晴れの日に使うにはそこまで影響もない。








C Biogon 4.5/21 ZM⑥


コントラストは良好。金属の質感もなかなか。
通常のスナップに使うには広すぎるけど、大きめの建造物をまっすぐ写すのに良いです。




以上、描写の感想。
使いにくいけれど、力強い絵を出すレンズです。


コンパクトだけれど、ずっしりとした重み。造りは上等。
やや重めのクリック感のある絞り環、フォーカスリングもスムーズだが重め。




常用はできないけど、たまに持ち歩く分にはいいかな、と思えるレンズです。

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